稲門会幹事長挨拶  須田光良

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  suda5.jpg新年会を終えて、幹事長から早稲田大学稲門卓球会会員の皆さまへ挨拶】  2004年1月25日

いよいよ創部80周年を迎える平成16年がはじまりました。
昨年、平成15年の春には、稲門卓球会会長は蒲田前会長から林現会長へとバトンタッチがありました。秋には昭和32年卒・小林忠雄氏が旭日小綬章を受章されました。
その一方で、一時代を築かれた大先輩、昭和26年卒・故才茂誉英氏が10月14日に、昭和24年卒・故原正明氏が12月14日にそれぞれ逝去されました。お二人とは一緒に80周年を迎えることは出来ませんが、リーグ戦の優勝を約束し、天国から80周年記念式典の成功を見守っていただきたいと思います。
そして今年、稲門卓球会にはやるべきことや問題が山積しております。

全日本選手権の開催時期が変更された
今回は出場する男子部員は帰省せず正月返上の練習を行った。来年以降は年末年始の練習場の確保は大きな課題になると思われます。
思い出でつづる戦後史・第2集の発刊
一昨年秋に発刊された第1集に続きまもなく第2集が発刊されます。その後、昭和51年以降の第3週の製作が予定されています。

学生が世界選手権やオリンピックへ出場できるよう応援する
近年は、一番練習を行うことが出来ると考えられる大学生からは、世界選手権やオリンピックの代表がほとんど登場しません。私が考えるその一番の原因は選手の意欲と自覚だと思います。早稲田への入学前にどんなに好成績を上げても、大学生として更に上へ駆け上がるためには、しっかりとした考え方なしでは不可能です。こちらのほうの教育の手伝いを先輩諸氏全員で出来るのではないでしょうか。
そうすれば監督やコーチ、数多い名選手の技術指導で実現できると思います。優秀な高校生が早稲田を希望してくれるようになりました。是非早稲田から代表を送り込み、さらには輩出できるよう応援しようではありませんか。

関東学生リーグ戦について
今年のリーグ戦は春秋ともすべて平日に行われるもようです。誠に遺憾なことですが、どうすればよいのでしょうか。やはり学生卓球界がもっと強くなることは当然大事ですが、一番必要なことは関東学連の強力なリーダーシップです。
選手が強くなり試合が白熱して面白くなって、観客が増加する。試合終了後はゴミ一つ残っていないマナー。学生(に限りませんが)スポーツの模範となるためには、学連のリーダーシップなしにありえません。早稲田稲門卓球会と卓球部はリーグ戦の隆盛を願います。

そして、80周年記念式典が11月20日に行われます
今回はかってない内容の企画を考え、いくつもの分科会を組織し、なんとしても成功させようとすでに活動が開始されております。会場は初めて大学以外の施設を利用しますが、大学と隣接するリーガロイヤルホテル東京に決定しております。
全国のOB・OGの皆さん、また関係者の皆さまには、いまからぜひとも11月20日を予定に組み入れ、参加していただけますよう、よろしくお願いいたします。稲門卓球会幹事会はこの80周年記念式典を成功させるため、全力で頑張る所存です。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

稲門卓球会幹事長
須田光良