2007年4月21日
卓球部長挨拶
早稲田大学卓球部は、大正13年(1924年)創部の伝統ある運動部として確固たる地位を獲得しています。この間、世界選手権代表等多くの名選手を輩出し、OB・OGは社会のあらゆる分野において活躍し、社会からきわめて高い評価を受けております。このことは早稲田大学卓球部の誇りとするところであります。
早稲田大学卓球部は、卓球を通じて人間形成・人格形成に重きをおいております。部員の自主・自立性を尊重し、強力なコーチングスタッフのサポートの下に、各部員がそれぞれ工夫を凝らして日々練習に励んでおります。競技スポーツは「勝つ」ことに重要な意味がありますが、多面、学問・勉学の両立も学生の本分でありますから、文武両道を目指し、勉学にも十分な配慮がなされています。また、卓球部には、早稲田の古き良き伝統を体現する自由な雰囲気があり、卓球と勉学を通じて、多彩な人脈を形成することができ、卓球部で得た人間関係や人脈は一生の財産となります。部員は、卒業後多彩な進路に進んで活躍しています。
この卓球部を強力にサポートしているのは、卓球部のOB・OGによって構成されている稲門卓球会です。卓球部と稲門卓球会は、他大学に自慢できる緊密な関係にあり、アットホームな雰囲気のもとで、早稲田大学卓球部の伝統を守っております。早稲田大学は2007年10月21日に創立125周年を迎えます。これを「第2の建学」と位置づけて、建学の精神のもとにさらなる発展と社会への貢献を目指していますが、卓球部も強力な稲門卓球会の支援の下に、優秀な監督・コーチングスタッフを擁して、さらなる発展を目指します。毎年、部員が卒業する際、「早稲田大学卓球部に所属してよかった」と述懐しています。是非、卓球部に入部されて悔いのない青春を謳歌してください。こころより皆様の入部を歓迎します。
早稲田大学卓球部長
早稲田大学教授
後藤光男