全日本学生選抜 - 結果(寄稿:須田光良OB)

  • posted on:

下山優勝!!  久保田第3位!

第4回全日本学生選抜卓球選手権大会は2007年12月1日(土)2日(日)に横浜文化体育館で行なわれた。先の全日本学生選手権の上位者に外国籍選手を加えた、学生実力ナンバーワンを決める、本年度学生最後の大会である。

早稲田男子の奮闘はこの大会でも際立ち、出場5選手がすべて予選リーグを突破して、ベスト16へのランキング入りを果たした。16人中5人を早稲田が占めた。抽選による決勝トーナメントの組合わせで同士討ちは、やむを得ないところであった。

優勝した下山は2日間を通じて失セット数が3。両ハンドによる攻撃の強さを見せつけ、大学4年間の集大成を感じさせた。準決勝では久保田を破り優勝したが、全日本選手権での活躍が期待される。

3位の久保田は全日学チャンピオンとしての責任を果たした。8決定で原、準々決勝で塩野、準決勝は下山で、3位決定戦が始めて早稲田意外と対戦。組合せによっては下山との決勝戦だったと思われた。

塩野は明治の宿敵水野を撃破して久保田と同士討ちとなったが、先輩に一日の長があった。

原、藤田は上出来のランク入り。これをきっかけに更なる精進を望む。

女子梶本は惜しくもベスト8入りを逃した。敗れた原因は本人もはっきり自覚しているはずなので、次の試合までに必死に改善してもらいたい。

照井は予選リーグの最激戦区に入ってしまい勝機は十分にあったものの惜しくも通過できなかった。来年こそ新人戦以来のタイトル獲得を期待する。

例によって他校と比べると早稲田OBの応援者数は際立ち、20名は超えていたように思われる。表彰式後に校歌を歌い、本年度最後の学生の試合で、早稲田125周年の実りある年を締めくくった。

2007年12月7日
須田光良