-早稲田卓球部 もうひとつの側面-
第9回日本障害者卓球選手権大会が11月22日~23日、大阪市舞洲障害者スポーツセンターで開催された。この大会は障害の状況によりいくつかのクラスがあるが、片足機能障害のクラスで、スポーツ科学部1 年金子和也が見事優勝し、日本一に輝いた。(ダブルスは準優勝であった)
入部にあたって監督との面談では、しかっりした考えと強い意志を示してくれた金子君。 卓球が好きで皆と共有意識を持てるのであれば、部員の資格としてまったく問題はなく、早稲田でこれからいっしょに頑張ろう、ということになった。
早稲田大学卓球部は、学生のトップとして、そして日本や世界で活躍することを目標に掲げているが、やる気があり、常に向上意欲のある学生には広く門戸を開放している。 そして、部員が皆、部の目的を理解しながら、それぞれが個々の目標に向かって協力し切磋琢磨できる土壌がある。
金子君、おめでとう。 今後も更なる目標を目指し頑張ってください。
この快挙に対して卓球部の一OBとして、早稲田の懐の広さと貴君の頑張りを誇りに思う。
2008 年12 月10 日
昭和46年 卒 須田光良