5日目で自力優勝の無くなった女子部でなく、今回は全勝優勝した男子を中心にレポートする。
笠原は今リーグ戦を終えた時点(3年生終了時)で通算成績が41勝1敗は驚異的。次期主将に決まった御内は勝つべきゲームを確実に物にし、押しも押されぬポイントゲッター。高岡は着実に成長のあとを見せ、最終学年の来年を期待する。1年板倉は春季に続き重要なポイントをあげ、早稲田のエースになるべき存在。出場機会に恵まれなかった2年岩崎とともに来年以降の活躍を期待する。4年藤田は個人戦の実績に比してリーグ戦で結果を出せなかったが、卒業前に待望の初勝利をあげた。
そして何と言っても上記選手と部員全員をまとめた足立主将は誰が見ても最高殊勲選手。ダブルスとシングルスに大車輪の活躍。春に続き優勝ポイントをあげた。対明治大戦ダブルス3セット目で崖っぷちから大逆転し対戦成績を3-1とした後、5番手で登場。敵の主将池田をものともせず完勝。
どうしても勝てなかった秋季リーグ5連勝中の明治大学に、勝った。これで春秋連覇を達成。
明治大学の水谷選手が遠征先の中国から帰国出来なくて出場しなかったが、試合前に水谷がいない明治なら4-0で勝つと学生達は言っていて、この時私は勝ちを確信した。何という自信!と言うよりも、伊藤監督、足立主将以下はそこまで積み上げてきていたのであろう。
見事であった。