儀間 望 スポーツ科学部 【令和3年入学】
出身校:東京都・桐朋高校
私は高校3年生の8月後半まで部活を続け、高校生最後の都大会が終わってから受験勉強中心の生活に切り替えました。
中学受験を終えてからまともに勉強しておらず、机に向かう習慣がないこと、及び理数系の学問に滅法弱いことから、私立文系の受験で必要な科目である英語と国語と社会の3科目のみを勉強することを決めました。
英語では単語帳の内容をあらかた覚えてから、文法にはあまり触れずに長文読解を始めました。英語の試験で直接文法知識を問うてくる大学もありますが、早稲田大学や共通テストでは文法問題はほとんど出題されないので、受験勉強にあまり時間を割けない方は、英語の勉強では長文読解のみに注力することをおすすめします。
しかし、文法知識をおさえることでよりスムーズに長文読解が出来るようになるという主張をしている講師の先生もいます。どの科目にも言えると思いますが、皆さん自身が出来る勉強方法を確立してくださるのがベストだと思います。
国語では、普段はあまり耳にしないものの現代文で頻出する単語の意味を確認してから問題演習に取りかかりました。私大文系の国語では選択式問題がほとんどなので、選択肢を素早く吟味出来るようになると良いと思います。
社会科では世界史を選択したのですが、塾で課される世界史の宿題やテストなどに対し全く精を出せず、結局、世界史の知識が全くない状態で試験本番に臨んでしまったことが、私の大学受験における1番の失敗です。3科目の合計で合否が決まるのにも関わらず、そのうちの1科目を全く勉強しなかった怠惰な姿勢を思い返すと、今でも両親に対して申し訳ない気持ちになります。
しかし、私は共通テストにおいて世界史だけでなく倫理も選択しており、倫理では高得点を出すことが出来ました。世界史や日本史は、時代、場所、人、出来事全てを対応させて把握する必要がありますが、倫理は人物と発言を結びつけて覚えるだけで点が取れるので、早稲田大学スポーツ科学部の競技歴入試や、他の私立大学の共通テスト利用の受験を考えている方には非常におすすめ出来る科目です。
また、早稲田大学スポーツ科学部の一般入試では小論文が受験科目に含まれています。英語や国語、社会科を勉強しながら小論文の対策に時間をかけることはなかなか難しいと思いますが、自分が良いと感じた小論文の参考書を読み込み、内容を消化することで、小論文を実際に書く時に、得た知見を自分の言葉で記せるようになると良いと思います。
私はこの作業をあまり行えなかったのですが、自己推薦などで早稲田大学を受験することを考えている方には是非早いタイミングで自分にしっくりくる参考書を探すことをおすすめします。
私は今、早稲田大学スポーツ科学部の競技歴入試 私は今、尊敬する先輩方や共に支え合っていく同期たちに囲まれながら、充実した大学生活を送ることができています。
早稲田大学卓球部は、選手の競技レベルに関わらず、入学および入部を希望する方へのサポートにも力を入れています。受験を乗り越え、共に卓球を頑張って最高の大学生活を楽しみましよう!