顧 琳婧 スポーツ科学部 【令和3年入学】
出身校:愛知県・桜丘高校
私は自己推薦入試を経て早稲田大学スポーツ科学部スポーツ科学科に入学しました。自己推薦入試は併願受験が可能だったので、私はスポーツ科学部と社会科学部の2つの学部を受験し、スポーツ科学部に合格することができました。
私は6歳から卓球を始め、小学校の時に「All China」という大会で優勝して、ナショナルチームに入る選択肢もありました。しかし、卓球だけではなく学業にも力を入れたいという思いから、公立中学校に進学し、高校から日本に留学しました。
高2の冬には憧れであった早稲田大学の練習に参加させてもらえるようになりました。監督から自己推薦入試に関する説明を受けた私は、失敗するかもしれないリスクを負ってでもチャレンジしたいと思い、高校3年の4月に早稲田大学への受験を決めました。
高3の夏から、先輩方や周囲の方々のアドバイスをもとに、最初は小論文と時事対策のため、新聞の天声人語の書き写しや、要約を理解することから始めました。
論文はとにかく書いて慣れること、そして様々な題材に触れて自分の知識と見識を広げるように意識しました。過去問を解くだけでなく小論文のテーマを自分で設定して、制限時間内で書けるように練習したり、面接の練習や対策を行ったりしました。また、受験直前の一週間で、普段あまり関わりの少なかった先生にもお願いをして、面接練習をしていただきました。少しずつ力をつけることができた私は、無事に早稲田大学スポーツ科学部に合格することができました。
リスクの高い道を選んだ自分を全力でサポートしてくれた両親、受験に出発する前日まで熱心な指導をしてくださった学校の先生方、二次試験前日に大学で面接の指導をしてくださった早稲田大学卓球部関係者の方々など、たくさんの人に支えられた事が合格の大きな要因であると感じています。
合格発表の際に自分の受験番号を見つけたときは本当にうれしく、それまでの不安が喜びと感動に変わりました。頑張って挑戦してよかったと心から思えた瞬間でした。それまでにご指導と応援をしてくださった先生方や卓球部の監督、いつも励ましてくれた友人、そしてどんな時でも私を信じ、離れていても一番近くで支えてくれた両親には感謝してもしきれません。
今は、早稲田大学に入ってよかったと思う瞬間がたくさんあります。インカレで優勝する事ができ、感動もたくさんもらいました。今後は、この恵まれた環境に感謝して、チームのグランドスラム達成に貢献できるよう、また個人としても結果を残せるよう努力していきたいと思います。文武共に更に高いレベルを目指し、努力していきたいと思います。